活用事例Vol.9)インクを弾いて作業効率UP×VOC削減 現場が変わるコーティング活用術
インクを弾いて作業効率UP×VOC削減
現場が変わるコーティング活用術
JCコートの活用事例をご紹介いたします。
今回は、シュート類での活用方法です。
↓こちらからpdfをダウンロード出来ます。
目次
1.印刷・塗装工程の生産性を妨げる「インク汚れ」
■問題点
●製造現場において、印刷や塗装工程で発生するインク汚れは深刻な課題のひとつです。
特に設備や治具に付着したインクが乾燥・固着すると
除去が困難になり、以下のような問題を引き起こします。
・清掃作業の長時間化による稼働停止
・VOC(揮発性有機化合物)の多量使用による
・作業者の健康リスクとコストの増加
・環境負荷と規制への対応
2.コーティング処理で清掃時間を短縮。VOC排出量も抑制。
■改善事例
・パッケージ印刷工程にJCコートを処理し、防汚性(撥水撥油性)を付与。
防汚性により、設備にインクが固着しにくくなり、頻繁に行っていた掃除回数が大幅に低下。
さらに、インクが弾かれることで溶剤による洗浄作業が不要になり、VOC排出量も削減。
・清掃簡易化のため、部品に保護フィルムを貼付して使用していたが、フィルムレス化を実現できた
(フィルム貼り替えの工数削減に繋がった)
・インクが固着した場合、他のインクやフィルムへコンタミするリスクがあったが、インクが付着しない、
または、簡単に除去できるようになったことで、リスクの大幅低減に繋がった
■まとめ
インク汚れの発生は避けられなくとも、その後の清掃性を改善することで、
生産性の向上・作業環境の改善・環境負荷の低減を同時に実現できます。
設備の一部に手を加えるだけで、現場全体の効率化につながる新たな選択肢となります。
3.インクに対する効果を動画で見る
下記からYouTubeにて動画をご覧いただけます。
4.お取引の流れ
JCコートは受託コーティングとなります。
お見積り後、パーツを弊社までお送りいただきます。
JCコート™に関するお問い合わせ
https://jcty.jp/contact/jc-coat_contact/
太陽誘電ケミカルテクノロジー株式会社 第2工場
〒370-1201 群馬県高崎市倉賀野町2925-3
TEL.027-345-0231
Mail. info-jc@jty.yuden.co.jp
H P . https://jcty.jp/